5回目の出会いと僕からのお願い
5回目の出会いは4回目の出会いの2日後だった。
僕はこの日、彼女に対しあるお願いを秘めて彼女を呼んだ。
いつものホテルとは違うホテルで、彼女の事務所が近い場所だ。
以前出勤時間の話になったときにそれとなく言われたことを覚えており、その近くなら早く来るかなと思い、そのホテルにした。
彼女はいつも通り元気にきた。
しかしその前にメッセージ機能で『話したいことがある』と伝えていた為、彼女の表情は少し硬かった。
会ってから少し雑談をして、その後彼女の方から『話しってなんですか・・・?』と聞かれた。
僕はお話をするのが恐怖でしかなかった・・・・。
それでも勇気を振り絞り、彼女に友達になって欲しいと伝えた。
彼女は冷静に話しを切り返してくれて、自分がプライベートはこんな性格をしている、彼女が自分で感じている彼女自身の短所など、全て話してくれた。僕はその全ての内容を聞き、それでも友達になって欲しいとお願いした。
彼女は、それを聞いたうえで、僕がそれでも大丈夫なら、とのことで承諾してくれた。
次回から始まるプライベートでのやりとり